何でもできてすごい!
2017年 10月 30日
ニューヨークでバレエを教えてもらっていた(最近クラス受けに行けていないので過去形)先生と偶然再会した。
前日公演を見ていたことはSNSを通して知っていた。
でも実は私の事を見かけていたんだとか。
私がニューヨークに来ている目的ももちろん知っている。
「カッコよかったね!」と言ってくれた。
それは間違いないと、私も思う。
でも「これ、好きじゃない!」が最も正直な感想。
なので、そう言った私に、
「バレエがいい?」
そう!その通り‼︎
何が嬉しかったかって、これがバレエではないというその判断❗️←当然と言えば当然
けれど「そうだろうけど、何でもできてすごいよ!」と。
その時、知り合いの方が来てその場を離れたのでこれ以上は話せず。
でも、バレエダンサーだけどバレエ以外の公演でしっかり存在感を出せている。
と、わかる人に言ってもらえるのは嬉しいことで。
それでも、ファンとしてはこれ(この言葉ではなく、この公演でのパフォーマンス)を手放しで喜ぶわけには断じていかない!というのが私の思いだったりもするわけで。
お酒を飲みながら、そろそろ会場に向かわなくてはと思いながらこれを書いている状況。
ストーリーは受け入れられないけれど、このカンパニーのダンサーのことは嫌いではないし、素晴らしい所もいろいろあるとは思うけれど…
あぁ見てよかった!と、また見たい‼︎と心から思えるものに出会いたい‼︎‼︎‼︎
このカンパニーをというか、ここのパフォーマンスをというかをバレエだと思う人が多いようでどうしても納得いかずネットで検索した。
このカンパニーに所属する日本人のダンサーの方がバレエカンパニーではないと言っている記事を紹介している10年以上前のブログを見つけた。
やはり‼️という気持ちが強かった。
今回の公演を見て気になったのは演出の方はバレエが気に入らないの?ということ。
パロディでも愛を感じるものもあるけれど、そうは思えず。
会場でバレエを知っていると自負しているらしい観客が声を出して笑う所はいつまでたっても、いやニューヨークに来て余計に腹立たしく思えている。
コミカルな演出自体は別に問題ないし、やたらシリアスに受け止める必要を感じない落ちぶれた主人公の姿ではなく、そこで生きる人々の姿として描いている場面は実は私のお気に入りではある。
この生活をダメな事だと思う事がおかしな事だと思えて、一緒にいたい人と一緒にいられる幸せをなぜわかろうとしないのか?と感じて…
その後はどこまでが現実で、どこからが幻覚なのかがわからず、わからないままでも良いのだろうが気になったりもして。
私にとっては感動という言葉とはかけ離れた内容となっている次第。
by umi-umi_kita01
| 2017-10-30 02:33